中学部

在校教育

授業の展開に当たっては、生徒の特性に十分配慮し、具体的な活動をとおして経験の拡大と必要な知識・技能・態度が身に付くよう『各教科等を合わせた指導』として、「日常生活の指導」「生活単元学習」「作業学習」などを中心に指導しています。また、体育や音楽などの『教科別の指導』及び時間を設定した自立活動も取り入れています。

 

(1)教育目標

学校教育目標  中学部の教育目標
○自ら考えて 生活する力   ○みずから考えて、主体的に取り組む生徒
○ゆたかな心で 協働する力   ○相手を思いやる心をもち、共に活動する生徒
○たくましい体で 活動する力   ○健康な体で活動する生徒

 

(2)学習の様子

【 作業学習 】
 将来の自立に向け、一人一人がよりよく生きるために必要な「働く力」を養うことを目標として、取り組んでいます。窯業、工芸、園芸、リサイクル、紙工の5つの作業班に分かれ、年間を通して取り組んでいます。他にも時期によって作業週間や現場実習、製品販売会週間なども行っています。

 

【チャレンジタイム(自立活動)】
 個々の生徒が自立を目指し、学習上、生活上の困難を主体的に改善、克服するために必要な知識、技能、態度及び習慣を養うため、自立活動の指導を行っています。中学部では自立活動の時間を「チャレンジタイム」といい、個々の課題に沿った内容を計画し、指導を進めています。

【生活単元学習】

 生徒が家庭や地域で生活していくうえで必要となっていく力を整理し、生活に即した題材を設定して学習していくことを通して、社会生活を送る上で必要となる知識、技能、態度などを学び、習慣として定着する指導を行っています。単元の題材は、「出会いの春」「体育大会」「街を知ろう(1年)」「宿泊研修(2年)」「見学旅行(3年)」「東川養護祭」「作ってみよう」「冬を楽しもう」「卒業と進級」を設定し、季節や行事に関連した内容に取り組んでいます。

【総合的な学習の時間(ドリームタイム)】

 東川町の特色である「豆」「米」「水・写真」をテーマとして、3年サイクルとして取り組んでいます。「社会見学」や「栽培・観察」、「調理学習」などの体験活動を中心とした学習を行っています。実体験をとおして、地域の特色を知ること、科学的な知識・見方・考え方を学ぶ機会となっています。

また、ネイティブな英語を体験するALTとの学習や同年代との交流として、東川中学校との交流学習も行っています。

(3)週時程表